医療の現場では、看護師や助産師、薬剤師や医師などとして多くの女性が活躍している。
女性の柔らかい対応は、病気や怪我などで不安を抱える患者さんに、安心感を与えている。
特に社会的に高いニーズがあるのが、看護師という仕事だ。
看護師の働く場は、大学病院や一般病院、クリニックだけには留まらず、多岐にわたる。
介護保険施設など、高齢者の生活支援を行う施設や、利用者の自宅に訪問して、看護のサービスを行う訪問看護ステーションがある。
また、障害福祉サービスを行っている施設や、児童福祉施設、保健所や保健センターなどでも活躍しているだろう。
さらには、看護大学などの教職員として働く女性もいる。
このように様々な場所で、看護師は活躍しているのだ。
また、女性しかなれない医療職もある。
それが、助産師だ。
助産師は、女性にしかなれないと法律で決まっている。
助産師も看護師と同様にさまざまな場所で活躍しており、看護師資格がなければ助産師になれない事が特徴だ。
そのため、看護師のように高いニーズがある。
女性が活躍する医療職に共通していることは、活躍の場の幅広さや、育児や出産をしても働けるように育児支援が充実している事などがあげられる。
また、雇用形態もさまざまで、家庭や育児と両立しやすい。
医療職は、専門的な知識、資格がないと働けない反面、需要も多く一度辞めても年齢に関係なく、再就職しやすいという利点もあるのだ。
これらを踏まえて、医療職は女性が活躍しやすい職場と言えるだろう。